2022年12月7日(水) 2022/2023年期製糖開始式

 
 

 2022/2023年期製糖開始式を弊社会議室にて執り行いました。
 今期のさとうきびの生産量は、7月・8月の少雨傾向と9月に2週連続で襲来した台風による被害等により、前期を26,300トン下回る75,930トンを見込んでおります。
 
 収穫面積:1,399ha 原料生産量:75,930トン 操業終了予定:3月13日
 
 西村社長は挨拶で、「残念なことに前日の天候の影響により原料搬入が遅れており、工場稼働が出来ない状況となってますが、稼働の準備は整っています。前期の長雨の影響で製糖が長期化し、農家や関係機関の皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけしましたが、その経験を踏まえ今期の製糖が安定操業の上で終了できるよう役職員一同、安全管理・生産管理に努めます。」と述べました。
 
 開始式では、石垣市農林水産商工部の棚原長武部長が中山義隆市長の挨拶を代読し、さらに八重山農林水産振興センターの平田功所長、並びにJAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長より御挨拶を頂きました。
 
 開始式の後は、ケーンヤードに移動し、清めの儀式でスタートフィーダーを神酒と塩で清め、西村社長が棚原部長・石垣本部長らと共にさとうきびの束を一斉に投入しました。
 

2022年1月5日(水) 2021/2022年期初荷式

 
 

 2021/2022年期操業で生産した粗糖1500トンを1月5日に出荷しました。

 
 今期の製糖は昨年12月2日に開始し、今年3月27日の終了を予定しています。原料生産91,552トン、粗糖生産10,468トンを見込んでおり、操業開始以来、天候に恵まれ順調に原料が搬入されています。
 
 工場では、安全な運搬を祈願する清めの儀が執り行われ、運転手を代表して下地博仁さんが安全運転宣言を行いました。また、JAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長より乾杯の挨拶をいただき、関係者は粗糖を積んだ8台のトラックを見送りました。
 
 工場を出発した粗糖は、石垣港で琉球海運株式会社の運搬船「第一商運丸」に積み込まれ、千葉県の新東日本製糖株式会社へと運ばれていきます。
 

謹 賀 新 年
 

 謹んで新年の御祝詞を申し上げます。
 旧年中は、さとうきび産業への深いご理解とご愛顧を賜り誠にありがとうございます。
 また、昨年九月に弊社が創立60周年を迎えられたことも、市民皆様の厚いご支援と温かい激励の賜物と併せて深く感謝申し上げます。
 さて、今年度の石垣島さとうきび生産量は喜ばしいことに豊作が期待されていることから、操業は例年より一足早い開始となりました。さとうきび生産者皆様におかれましては、刈取り作業の際、安全面を十分配慮したうえで作業を行っていただきたく、加えて、未だ懸念すべき新型コロナウイルスに関する感染防止対策も徹底していただきますようご留意ください。弊社としましても、さとうきび生産者皆様が丹精を込めて育て上げた大切なさとうきび原料を、製品へと製造していけるよう、役職員一同業務に励んでまいります。
 一方、予てから課題としている新工場建設案につきましては、石垣島の農業を守るうえでも、併せて国が提唱する「働き方改革」の労働時間抑制に対応するため、工場の労働効率を向上させ、安定的な操業体制の確率を図れる新工場の建設を前提に検討を進めております。引き続き高補助率での公的助成の活用が受けられるよう国及び沖縄県へ新たなる支援制度の導入を訴えていく所存であります。
何卒、本年も旧倍のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、市民皆様のご健勝とご多忙を心から祈念致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
 
 

令和四年 元旦
 
石垣島製糖株式会社
代表取締役社長 松林 豊
 

2021年4月23日(金) 2020/2021年期製糖終了
 

 昨年12月9日(水)よりスタートした2020/2021年期の製糖が、4月22日(木)を以て無事終了することが出来ました。これもひとえに、生産者をはじめ関係機関皆様方のご協力の賜物と感謝申し上げます。
 
 今期のさとうきび生産量は昨年を27.7%上回り、品質においては、2年連続歩留が12度台の好成績となり、粗糖生産量も2年ぶりに10,000トンを超える結果となりました。(4月23日現在の製糖成績速報より)
 
 原料生産量:85,658トン 粗糖歩留:12.13度 粗糖生産量:10,390トン
   ※粗糖歩留及び粗糖生産量は概算値
 
 本来であれば関係機関の皆様をお招きし製糖終了式を執り行う予定としておりましたが、昨年に続き新型コロナウイルス感染症の感染拡大を考慮し、自粛させて頂くこととなりました。
 
 なお、新工場建設については、昨年12月18日(金)に新工場建設推進協議会を中心に、沖縄県知事、沖縄県議会議長、内閣府沖縄総合事務局局長様宛てに新工場建設に関する『要請書』を提出致しました。新工場建設は最重要課題として取り組んでおりますが、併せて現工場がトラブルで停止しないよう、今後に向けて改善工事も考えていきます。
 
 結びになりますが、来期の操業に向けて肥培管理の督励や病害虫防除の推進並びに遊休農地解消による植付面積の拡大と合わせてさとうきびの安定生産に向け、役職員一同更なる努力を続けてまいります。
 今後とも、さとうきび産業に変わらぬご愛顧を賜りますようお願い致します。

2021年4月21日(水) 原料搬入終了

 

 2020/2021年期の原料搬入が2020年12月9日(水)から開始され、4月21日(水)の午前11時半過ぎに最後の原料が構内に運び込まれました。 
 
 世果報雨の中、最後の一台を松林社長はじめ職員・季節工のみなさんでお迎えし、今期の原料がすべて無事にヤードへと運び込まれました。
 
 最後の搬入運転手は、農研開拓の前元さんでした。今期も無事故で原料を搬入して頂きました運搬業者の皆様、本当にありがとうございました。

新型コロナウイルス感染防止対策基本方針

 
 

2020年12月1日
石垣島製糖株式会社
代表取締役社長
松林  豊
 

 
石垣島製糖株式会社は、さとうきび生産者様及び協力業者様並びに関係機関等(以下、「関係者等」という)、役員及び従業員(以下、「従業員等」という)の安全確保を最優先に以下のとおり感染防止対策に努めます。
 
 
1. 従業員等の体調管理、職場の衛生管理
   ・従業員等は、出社時の体温測定・記録を義務付けます。
   ・社内における手洗い、うがい、除菌、換気、マスクの着用などの基本措置を徹底します。
   ・従業員等に対し感染リスク回避・低減のための禁止事項、留意事項を周知徹底します。
 
 
2. 感染発生時の対応
   ・従業員等の感染が確認された場合には、その旨保健所に報告し、対応について指導を受けます。
   ・保健所から濃厚接触者として認められた従業員等は、指示された期間自宅待機とし、健康観察を行います。
   ・従業員等において、感染及び濃厚接触が判明した場合、速やかに、関係機関等に対し、その情報を周知します。
 
 
3. 事務所及び工場内立ち入り対応
   ・工場見学は原則禁止とします。関係者等の立ち入りについては、必要性を含め検討し、立ち入りを認める場合には、従業員等に準じた感染予防対策を求めます。
   ・来訪の場合、受付時に受付票への記入と体温測定を実施します。

2019年7月21日(日) 名蔵豊年祭
 
 

 老朽化した屋根部分が張り替えられた名蔵御嶽で、大勢の地域住民や来賓が参加する中、名蔵豊年祭が執り行われました。36年ぶりに改築した拝所の前で、神司らによる祈願のあと、弊社や名蔵小中学校の旗頭や太鼓、婦人部による踊りやエイサーなどが次々に奉納されました。
 
 最後は、参加者全員によるガーリーで、来夏世の豊作を祈願し、”令和初”の名蔵豊年祭は無事に幕を閉じました。名蔵公民館役員、地域住民、名蔵小中学校の皆様、暑い中大変お疲れ様でした。
 
 祈 豊年
 

2018年7月31日(火) 四ヶ字豊年祭
 
 

 五穀豊穣に感謝し、来夏世(クナツユ)の豊作を祈願する石垣島最大の豊年祭、四ヶ字豊年祭(ムラプール)が、新川の真乙姥御嶽にて午後三時半から盛大に執り行われました。
 
 炎天下の中、奉納衣装に身を包んだ各字の方々や、各地域の旗頭が一堂に会し、巻踊りや太鼓などで祭りを盛り立てました。新川字会のみなさんが最初に奉納し、各字会、JAおきなわと続き、その後に弊社の旗頭と太鼓の奉納をさせていただきました。日頃の練習の成果を十分に発揮して、今期の豊作を祈願いたしました。
 
 日が暮れ始めた中、旗頭と大綱が真乙姥御嶽の西へ100㍍程移動し、2人の武者が戦うツナヌミンで盛り上がりを見せました。最後の大綱引きでは、開始早々に綱がきれてしまい、引き分けとなりました。
 
 新川字会役員の皆様をはじめとする地域住民の皆様、各字会の皆様、関係機関の皆様、暑い中大変お疲れ様でした。
 
 祈 豊年
 

2018年7月28日(土) 大浜豊年祭
 

 今年の五穀豊穣に感謝し、来夏世(クナツユ)の豊作を祈願する豊年祭の季節がやってまいりました。大浜公民館が主催する大浜豊年祭(ムラプール)に、弊社も参加させていただきました。
 
 旗頭やイルク太鼓等の奉納のあと、各団体が余興を披露する「道踊り」が繰り広げられ、日没後に行われる「ツナヌミン」では、幻想的なたいまつの明かりに鎌やなぎなたを持った武者が照らし出され、迫力ある演武に盛り上がりは最高潮に達しました。
 
 祭事の締めくくりとなる大綱引きでは、上(うい)の村と下(すむ)の村に分かれて多くの住民や観光客が引き合いました。両者譲らずの互角の戦いを制したのは、下の村でした。大浜公民館役員の皆様をはじめ、住民の方々や関係先機関の皆様、暑い中大変お疲れ様でした。
 
 祈 豊年
 

2018年5月14日(月) 最終船出港

 2017/2018年期の製糖が5月3日(木)に終了し、工場で生産された粗糖(分蜜糖)を運ぶ最終船(第8船)が、5月14日(月)に石垣港より出港しました。
 
 最終船(第8船)の出荷量は、897トンとなり、今期の粗糖生産量は当初の計画の10,779トンを249トン上回り、最終的に11,028トンとなりました。
 
 今期も無事故で無事に輸送して頂きました、琉球海運様、南日本汽船様、八重山港運様、港運送様、八重山トラック組合様、本当にありがとうございました。
 

2018年3月22日(木) 工場見学のようす

 島の基幹作物でもあるさとうきび産業について理解を深めたいという考えのもと、当社施設を、富野小学校5.6年生と担任の先生の皆様が見学にいらっしゃいました。
 松林社長のあいさつの後、会社案内ビデオにて、さとうきびの栽培方法や製糖期の刈取時期や刈取方法など、また砂糖が出来るまでの流れを視聴しました。
 その後に、実際に稼働している工場を、生産管理部長 上原の案内のもと見学致しました。2月に実際にキビ刈りを体験し、手動の圧搾機で黒糖づくりも体験していた子供たちは、メモを取りながら熱心に耳を傾けていました。