代表挨拶

greeting

代表取締役社長 西村 剛志

  平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
  石垣島製糖株式会社は昭和36 年(1961 年)9月6日に設立され、創立60 周年を迎えました。
株主の皆様をはじめ、さとうきび生産者と関係各位のご支援、ご協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。
  創立当初は、資金5 万ドル(1,525 万円)で発足し、琉球政府のもと糖業振興法に基づいて黒糖小型工場24 工場を買収し、黒糖を生産販売しておりましたが、昭和37 年(1962 年)には、分蜜糖工場とするため、45 万ドル(13,725 万円)の増資を行い、1 日当たりの原料処理能力500t工場を稼働致しました。昭和42 年(1967 年)には、琉球政府の糖業合理化政策により八重山製糖株式会社を吸収合併しました。平成6 年(1994 年)には、さとうきびの品質取引制度が導入され、平成15 年(2003 年)には、大規模な設備投資を行い、1 日当たりの原料処理能力は、1,000tとなりました。
  さとうきびは、気象災害(干ばつ、日照不足、長雨、台風等)の影響により、生育状況が左右されます。安定した生産量が確保できるよう「農家と共に歩む」の企業理念のもと、今後も農家の皆さんと密に連携を図り、適正・適確な情報を共有し生産意欲向上に努めてまいります。
さとうきび産業の充実と発展のため、先人の築いた60 年の歴史と伝統を胸に刻み、今後70 年、80 年、90 年と歩みを止めることなく、基幹産業を守り続けていく覚悟を持ち、役職員一同、より一層努力してまいります。
今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長

西村 剛志